使えないメール会員システム
「最近は、不景気だから客足がどんどん鈍くなるな~。」
「若い客が減ったな~。」
こんな風に感じていませんか?
これは恐らく多くの飲食店で同じような悩みを
抱えていると思います。
現実問題、1997年をピークに一人当たりの
外食費は減少の一途をたどっていますし、
企業も交際費などを大幅に削減しています。
おまけに「飲酒運転」の罰則強化で商圏は狭まる一方・・・
この傾向は、今後ますます加速すると思われます。
しかし、ご安心下さい!
このような逆境でも、唯一、朗報があります。
それは・・・
スマートフォンや携帯メールの普及です!
今や、一人1台どころか2台持ちの人もいるほど
必需品となっていますし、もはや体の一部という感じです。
そして、この携帯メールを使ったメール会員こそが
飲食店を救う救世主になるのです!
と、こう言うと
「前にも同じような事を言われて導入したことがあるけど
ダメだったよ・・。」
「全然、会員登録なんかしてくれないよ。」
「メールを送ったけど全く反応がなかったよ。」
と、いうような言葉が返ってきます。
しかし、それは携帯メール会員という仕組みが悪いのではなく
その会員を集める仕組みが悪いのです。
今までの「メール会員」はシステムだけの提供です。
これだけでは、ただの空っぽの箱。
ゲーム機の本体だけ渡して、ゲームソフトは
自分で開発して下さいね。
と、言っているようなものです。
そして決まって
「生ビールを一杯無料」や「10%OFF」
などの特典で、メール会員を獲得して下さい!
と、言うわけです。
今時、生ビール一杯無料などの値引きで会員登録して
くれる方なんてほとんどいません。
こんな方法で上手くいく方がおかしいのです。
しかし、メールシステムの販売会社は、会員の取得に
関しては素人なので、これくらいのアドバイスしか
出来ないのが現状なのです。
事実、私はメール配信システムを開発している社長の本や
携帯メールを使った集客術の本を読み漁りましたが、
どこにも「会員を集める」の仕組みについて書かれているものは
ありませんでした。
会員の集まらない「会員メールシステム」なんて何の役にも立ちません。
これが、今までの使えないメール会員システムの真実です。
「メール会員」のシステムで一番重要なのは機能ではありません。
メール会員を集める仕組みこそが「重要」なのです。
それこそお店を営業しているだけで自然に会員登録してもらえる
半自動的な仕組みが必要なのです。